去年の11月に開催して、興味深い選手を続々発掘した若手中心の大会「ヤングシーザー杯」を今年も6月28日(土)に、初使用となる新宿フェイスで開催しました。
かなりいい感じに盛り上がりました。
中でも試合内容・声援の数ともに一番目立って輝いてたのは、この日が引退試合だったジムの隣のバーDORASの店長・中森保貴選手。
鏡に向かって精神統一
そして廊下では
寝てんのか!?
何かを捕まえたような手は、仮想で締めでも極めていたのでしょうか。
緊張する本人とは裏腹に、地元・浅草からは、ご両親をはじめ友人や神輿の会のメンバーなど総勢150名以上の応援団が駆けつけ、大「中森コール」を背に受けリングイン。セコンドにはダムさんと宍戸と石川タケチが付き、僕は森谷さんとリングサイドの椅子に座って観戦しました。
開始早々連打からのバックドロップで2ポイントを先取して会場のボルテージをMAX状態に持っていった中森君が、立ち上がった相手にすぐさま走りこんでトニー・ジャーばりの飛び膝を打ち込みダウンを奪い、新宿フェイスを完全に中森オンステージにしたのには正直驚きました。対戦相手も実力のある選手ですが、中森君のあまりの気迫と会場の空気に飲まれ、なかなか反撃が出来ない様子でした。
※試合写真がないのでイメージ画像
しかし2ラウンドに少し様子見をして投げのポイントを奪われた中森君に、ダムさんが「ラストだろ!強気でいかなきゃダメ!」と胸元にパンチを入れて闘魂注入。すると3ラウンドは再び前に前に前進して攻撃を繰り出し再びダウンを奪取。その後もゴングが鳴るまで攻め続け文句なしの勝利を収めました。
※試合写真がないのでイメージ画像
最後のマイクは、完全にハイテンションで何を喋ってるのか正直分かりにくかったのですが、会長や周囲に対する感謝の台詞で締めくくり無事10カウントを聞きました。
真摯な人柄で、決して周囲への感謝を忘れない中森君には沢山の応援が集まり、本当に最高の引退試合となりました。
黒豹お疲れ様でした。